やってみなくちゃわからない!ホソノ

これまでの大科学実験

実験38「教室の空気」

教室の空気をたくさん集めて、空気の重さをはかる大実験。

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※番組の配信は2014年3月31日をもって終了しました

コラム今回の実験 「教室の空気」

実験レンジャーたちが教室の空気をビニール袋に入れているときの様子をよく見てください。実験レンジャーたちは、袋がぱんぱんになるまで詰めたりはしていません。すき間を小さい袋や細い袋で埋めることはあっても、ぎゅうぎゅう押し込むようなことはしていません。なぜでしょう? その答えは番組を見続けていくとわかります。

体育館のはかりで量ったときには、空気を詰めたビニール袋の上にも、空の袋の上にも空気が乗っかっていますから、教室の空気だけを量ることはできません。そこで、ボンベに空気を圧縮して詰め込むことにしました。

そうなのです。空気は圧縮しやすいのです。教室をビニール袋でいっぱいにした後でも、たとえば、廊下などの空気を入れたビニール袋を押し込んでいけばもっともっと教室に入ったはずです。でも、それでは「教室の空気」ではなく、「教室とそのまわりの空気」になってしまいます。なので、袋に空気を詰めるときもふわっと入れ、教室を袋でいっぱいにするときもあくまでも、ふわっとさせていたのです。

教室の空気の重さは82キロでした。空気なのに重いと感じましたか?
空気の重さを軽く見てはいけません。実験03「コップは力持ち」や実験33「水のハイジャンプ」では大気圧が陰の主役となっていました。大気圧とは、ある面積にかかる空気の重さのこと。実験03や実験33にも書きましたが、上空の数千メートルまである長い長い空気の柱が重さとしてかかるのが大気圧なので、水を10メートル近くまで押し上げることができます。

実験レンジャーたちも、ビニール袋での作業では空気の「重さ」をそれほど感じなかったそうですが、ボンベのときには実感したそうです。今回の実験には、女性の実験レンジャーもいました。彼女は教室の空気を詰め込む前のボンベは運べたそうですが、詰め込んだ後のボンベは重すぎて運べなかったそうです。やっぱり、空気って、重たい!

詫摩雅子/日本科学未来館

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