やってみなくちゃわからない!ホソノ

これまでの大科学実験

実験40「虹の橋」

ガラス玉と太陽で虹ができる?ガラス玉で作った虹の上を歩くことに挑戦する。

コラム今回の実験 「虹の橋」

太陽の光には色が付いていないように見えますが、実はいろんな色(波長)がまざったものです。水滴やガラス玉の中に出入りするときに光はちょっとだけ折れて屈折しますが、このときに光の色によって折れ曲がり方が少しずつちがいます。このため、出てきた光はそれぞれの色が分かれます。私たちにはこれが虹色に並んだ光の帯に見えます。

日本では虹の色を7つとするのが一般的です(文化によって違うそうです)。アーチの一番上は赤で、下は紫になります。野外での大実験で使った台では、手すりの色が赤でしたが、これは虹の一番上の色に合わせたのだそうです。でも、本当は赤の上にも太陽からの“光”があります。人間の目では光として見ることができませんが、赤の外側の光なので、赤外線と呼んでいます。聞いたことはありますよね? 紫の外側にもあって、こちらは紫外線といいます。ミツバチやチョウなどは紫外線も見えるそうですよ。

今回の大実験では、小さなガラス玉を敷き詰めた板を、アーチ型の台の壁として貼り付けました。上の2/3はこういう道具をつくる専門家集団(通称・美術さん)が仕上げ、下の1/3は実験レンジャーたちが収録をしながら作ったそうです。仕上がりの違いはパッと見てわかるほど(番組を見ていてもわかりますよ)。美術さんのガラス玉はムラなくきれいに敷き詰められていたそうですが、実験レンジャーたちが作った方はガラス玉がまばらで……。

でも、実際に太陽の光があたってみると、実験レンジャーたちが作った下の方が、虹の色が強く見えたそうです。やってみなくちゃわからないですね!

詫摩雅子/日本科学未来館

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